昨年末、初めて剪定におうかがいしたしたお宅の枝垂れ桜と花水木に元気がないので寒肥を施して来ました。
ハナミズキの根周りの掘削状況です。
堆肥を土と混ぜて埋め戻します。クワを使って混ぜていきます。
枝垂れ桜の根の周りを掘って行きます。
樹冠の外周をスコップの幅でスコップの深さを掘り進めていきます。幅30cmx深さ40cmほどになります。けっこう厳しい作業です。スコップは先の尖った剣先スコップ通称”ケンスコ”です。そして鍬でさらいあげていきます。
樹冠の外周付近は細かい根があります。水や養分はこの細根、通称”ヒゲ根”から吸い上げられます。太い根は幹を支えるためのものです。溝を掘っているときに太い根が出て来た場合はノコギリで切ります。切ったとことからはヒゲ根が出て来て若返ると言われています。
ようやく一回りしました。
掘った土は赤土の硬い岩のようです。関東ローム層と言われる赤土は粒子が細かく、水捌けも悪く、肥料分の少ない土です。桜にはあまり適していない土です。
火山灰のような灰色の土も見られます。やはり寒肥は正解でした。
仕上げは整地
土の塊をつぶして
最後に箒目をつけて終わりです。
けっこうキツい仕事ですが、そんなときに癒し系のお客さんがやって来ました。
アカハラ、おなかが赤いことから付けられた名前らしい。土を掘っていると必ず鳥がやってきて土の中の虫やミミズを食べに来ます。残念ながら今日は虫もミミズもあまり出て来ませんでした。(土が硬く、腐植成分がないため)
小鳥というにはけっこう大きい。
時間が経つと近くに寄っても逃げなくなります。
かわいいです💕
あとはサクラが元気になってくれれば🤗